nachos の ブログ

薬剤師のクリスチャン女性のブログです。 イエスキリストの愛を伝えます。

インドの薬局での驚き

2012年にアメリカ留学した時にクラリチン(日本では2016年7月時点スイッチOTCの商業化契約)がスーパーマーケットで売っていました。近年日本ではスイッチOTCが増えてきてアレグラもドラッグストアで買えるようになってます。(セルフメディケーションが浸透してるのかなと少し期待してます。)

 

また、タイやマレーシアでは低容量ピル(経口避妊薬)が処方箋なしに購入できます。日本で手に入れようと思うと保険適用ではなく自由価格なので診察代プラスお薬代と正直高いです。

 

という感じで職業柄、色々な国に行くたびに薬局チェックしちゃいます。そしてここ、インドでアメリカ、タイでの驚きを更に上回る驚きがありました。

 

アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン)売ってました。 もちろん処方箋なしで買えます。どんなの売ってるのかなぁと興味本位でsleeping medicine ある? と聞いたら、お店の中の棚からアルプラゾラム出てきました。 ほんま驚きです。え、、ほんまにええのん!?と心の中で叫びつつ。

またインドの薬局というのも日本と違い、お菓子やジュースや日用品も売ってて、お薬も売ってます。 薬剤師なのか、勉強をした事があるのか分からないようなお兄ちゃんが片言の英語で売ってくれます(^_^;)

 

抗生剤も、処方箋なしに買えます。風邪をひいたので試しにアジスロマイシン(ジスロマック)ありますか? と聞いたらありました。 しかも250mg錠(1箱6錠入り) と500mg錠(1箱3錠入り) と規格も豊富。しかも一箱68.65ルピー(103円)f:id:nachos-with-cheese:20161023183801j:image

 

こういった自由は、病院にすぐ行けない地域の人々にとっては良いと思いますが、薬の乱用にもつながるのではないかと少し不安もあります。